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はんぺら(純一)
はんぺら(純一)
日記、雑感、コネタなど
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ノロの悲劇
流行りのノロウィルスに罹ったらしく。最近はファッションもTVも何がアツイのか全然付いていけないもんで、流行(ながれ)に乗るにはこういうところしかないっすから。

んでまあどうなったかというと、それはもう酷い下痢っすわ。オレみたいな業界人はリーゲーって呼ぶんですけどね。10分に1回はくるんですよ。したくなるだけならいいんですけど、たまに脳が感知する前にすでにもうが出口付近まで来てたりね。そのときはスターター(括約筋)の、お前それフライング!戻れ戻れ!という必死の静止でギリギリセーフだったんですけど。

それからはもういつでもトイレに駆け込める態勢をとりつつも、くしゃみやら咳というほんのちょっとした刺激でオレの中の核が暴発する恐れがあるので、常にビクビクしつつ仕事をしてたわけです。破滅と隣り合わせでも業務を遂行する、まさに仕事の鬼。

そんなさなか、客先に打合せに行かねばならない羽目になり。こういうときは自席で仕事してるのとは違い、おいそれと席をはずしてちょいと厠へ、ってわけにもいかんですから、もはや未曾有の大ピンチといっても過言ではない。

客先に向かう電車でやっぱりもよおしてしまい、とりあえず駅のトイレへ。これはやばい。これから1時間も2時間ももつ保障がどこにもない。この手は本当は使いたくなかったが致し方ない。背に腹は変えられない。というわけでパンツの中にあらかじめToilet Paperを仕込んでおく。大勢の攻撃には効果はないが、少々の不意打ち的攻撃(リーゲー時にはこういうのが多いよね)からは守ってくれるはずだ。出来ればサイドギャザー羽根つきがよかったのだが贅沢を言える立場ではない。

打合せ中、客の意見に真剣に耳を傾けていても、先輩の真面目な提案にもっともらしくうなずいていても、結局のところは簡易オムツ男。だが、自分の中の尊厳を失ってでも業務を遂行する、まさに仕事の鬼。

というような激戦を数日にわたって繰り広げていたら、戦いの要であり、オレをずっと守ってくれた門番が、業界風にわかりやすくいうと、ツーケーのナーアーがですね、もうボロッボロですわ。瀕死。傷だらけのローラ。壊れかけのRadio。

ウォーターカッターって知ってます?水を超高圧で噴射することで金属とか宝石も真っ二つにしてしまうという科学の結晶ともいうべき技術です。あの、ウォシュレットがですね、会社のトイレには完備されてるんですけど、普段は心地よくすらあるあの水鉄砲が、弱りきったオレのローラにとっては、もはやウォーターカッターなんですわ。

プシャアアアーーーーッ!!

ギャアー!痛い!痛い!痛い!切れる!切れる!

そんなわけで、今のオレの尻は綺麗に真っ二つに割れています。
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死闘
休みの日は寮の食事が出ないので、わざわざ出かけるほどでもないときはカップ麺をよく食います。

そんでまあ、カップ麺のスープとかよく残るんですけど、自分の部屋に流しがないので、わざわざ捨てに行くのがめんどいんですよ。前にそのまま放置したてら腐って悪臭を放ち始めて、それを蹴ってこぼしたもんだからもう、阿鼻叫喚ですわ。

そんでどうにかならないもんかと思ったら、今のオレの部屋は角部屋で、ベランダに運良く雨水とかが流れていく排水溝があったのでこれを使わない手はないな、と。

もうそれからは週末ごとにそこにカップ麺の汁を捨て続けたわけです。

先週の土曜は午後から出勤だったので、行く前に飯を食っていこうと思い。その日のメニューはお気に入りの「俺の塩」。余った汁だけじゃなくてカップ焼そばのお湯も捨てられるところがこの排水溝の便利なところ。

ガラリとガラス戸を開け、お湯を捨てようとすると、視界に動くものが。メタリックなツヤのあるボディにすばやい動き、攻撃が当たらないので倒すのが困難な敵。こう書くとはぐれメタルみたいだけど、まあゴキブリでした。

なんだかオレが撒き散らすカップ麺の汁が彼を餌付けしてしまったようで。部屋の中なら発狂物の立派なゴキさんでしたけど、まあベランダにいる分にはなんとか平静を保てた。しかしやつらは油断ならない。倒せるときに倒しておかねば。

ドラクエ4をやってた人には常識だと思うけど、はぐれメタルを倒そうと思ったらパルプンテか聖水ですわ。なのでオレも聖水でこいつを倒すことにした。

食らえ!「俺の塩」の熱湯を頭上から浴びせかける。「ギャアアアアア」とは言わなかったけどそんな感じの動きをして動かなくなるゴキ。勝った。

おおたは10050のけいけんちをてにいれた!

まあそんなレベルアップ的なことは一切なかったんですけど、勝利の余韻に浸っていたら、またしても視界の端に動くものが。なんとゴキブリBがあらわれた!現世のはぐれメタルはマドハンドばりに仲間を呼ぶらしい。

しかしさっきの戦闘で聖水を使い切ってしまった勇者おおたにはもうアイテムは残されていなかった。どうしよう。

最後の手段、黄金色の生暖かい聖水を使おうかどうか迷ったけど、この敵には効きそうにはないし、それをやったら勇者失格というか人間失格なので、無言で扉を閉め、鍵を掛けた。

必然か偶然か、その夜、虫の大群に襲われる夢を見た。ゴキブリじゃなくてなぜかカマキリとバッタばっかりだったけど。囲まれてパニックになるオレ。

おおたはにげだした……しかしまわりこまれてしまった!
薄い一日
会社に向かう電車の中で見た週刊朝日の中吊り広告の見出し。

「いま、離婚届を出しにゆきます」

うまくもなんともない上に語呂まで悪い。この見出しを考えたやつは文章の書き手として恥を知れ。むしろ死ね。

まあそれはいいですわ。何回か書いてますけどオレが朝乗る電車は大体いつも満員で。人がたくさん降りる駅では自分が降りる駅じゃなくても後ろからゴリゴリ押されて、必死の抵抗むなしく無理矢理ドアの外に出され、弱々しく舌打ちをしつつ再び電車の中に乗り込むという不毛な戦いを日々繰り広げているわけですよ。

そんでどうにかなんないかと思案していたらある日閃きましてですね、あの、パチンコ台についてるくるくる回りながら玉を右に左に振り分ける水車チックなアレがあるでしょう。あのアレみたいに力を受け止めず受け流してその場でくるくる回ればオレはその場を動かずとも人が勝手にパチンコ玉よろしくすり抜けていくんじゃないかと。早速試しましたよ。善は急げと言いますからね。まあ、何が善かと訊かれても知らないですけど。

二子玉川~。ぷしゅー。後方より左肩にぶつかる衝撃。柳の如きしなやかさで時計回りに回転。ニヤリ。その刹那走る右肩への衝撃で身体は反時計回りに押し戻される。群衆はオレの体が正常に時を刻むことを許さない。そのまま車外に押し出される。

先程より大き目の舌打ちを二回しつつ再び車内へ。世の中思い通りにいかないことばかりだ。

いつも通り時間ギリギリに会社へ到着。内線電話が鳴る。

「太田さん宛に宅急便です」
「いま、荷物を取りにゆきます」

うまくもなんともない上に語呂まで悪いので荷物受け取りがてらちょっと死んできます。
髪文字
仕事が絶望的なまでに暇だったので、かといって学生時代のようにあからさまにゲームに打ち興じるわけにもいかないので、調べ物をするフリをしつつネットサーフィンに勤しんでいたのだけどそれもじきに飽きてしまい。

ボーっとしつつ半ば無意識的に手櫛で髪を梳いていると、気づけば手には数本の抜け毛が。おやおや一梳きでこんなに抜けるなんて将来が不安ですな、という心の声は軽やかに無視しつつ、これらの髪の毛を並べて文字を作って遊ぶことにした。なにしろ暇なので。

最初に思いついたのは「うんこ」。いきなりそれか、このド低脳!と思った諸兄には猛省を促したい。少年の心を忘れないこと、これ超大事。

実際に作る段階になり、「ん」が極度に難しいことが判明し、断念。じゃあカタカナだ、と思ったものの「ウンコ」も「ウ」と「コ」はかなりの難易度だ。爪で折り痕とかを付ければ出来るかもしれないが、出来れば自然に抜けたままの形の髪でやりたい。ナチュラル志向、これ超大事。

しかしこれで早くも計画は暗礁に乗り上げた。しかし私の天才的に鋭い頭脳は、一秒と掛からず次の代替策を見出していた。

「しり」で行こう、と。

あっけなく「しり」完成。それをニヤニヤ眺める姿は頭のおかしい子そのものであっただろう。しかし「しり」の成功に気を良くした私は、次の言葉を作成するために更なる抜け毛を得ようと髪を梳いた。

すると奇跡が、起こった。「ん」だ。いい具合に縮れたその髪は「ん」そのものだった。普段なら憂慮すべきダメージヘア、誰かアジエンス持って来い!というべき事態だが、今の私には僥倖以外の何物でもない。叶わなかった夢、もう一度追いかけていいかな?

というわけで早速作りました、「うんこ」。

第一作、第二作を並べて出来上がった傑作、「しりうんこ」を見つめていると、何か途方もない感情が湧き上がってくるのを感じた。

後悔。
剛毛偽毛
なんか参加してるプロジェクトの関係で配属早々期間限定の配置替えになって、元々の上司とは別の人の下につくことになった。そんでその上司っていうのがS部長っていうんだけど、関西出身の、まあ一言で言えば豪快というか、あまり小さなことは気にしない感じで、二つの意味で太っ腹、眉毛も太くてなんつーか、西郷どんを一回り小さくしたみたいな人で。でも話しやすいし、なかなかやさしいし、聞いたところはちゃんと教えてくれるので、全然文句ないという感じだったのだけど。

まあプロジェクトといっても新入社員のオレが大したことをできるはずもなく、過去の資料を引っ張り出してきて今のプロジェクト用に書き換える、図とかは丸パクリ、みたいな雑用と紙一重の仕事をやっている。そんで、作った資料を見て、文を削ったり加えたり表現を変えたり、という修正点を指摘するレビューというのをS部長と向かい合って座ってやるのだけど、ここで大きな問題が生じた。

部長、ものっすごい鼻毛出てる。

いや、なんかね、1、2本チョロっと出てるとかいうレベルじゃなくて、もう50本とか100本とか、束になって両の鼻の穴から飛び出してるわけよ。一番長いやつなんか1cmくらい出てたからね。どんだけだよ、と。豪快にも程があるだろう、と。一体何ヶ月放置したらその域に達するんだよ、と。鏡とか見ないのかよ、と。それとも敢えてやってるのかよ、と。それがあんたの表現するちょい不良オヤジなのかよ、と。

一瞬にしてすさまじい数のツッコミが脳裏をよぎり、その後はもうそれが気になって気になって、もはやレビューどころではなかった。S部長の顔をまともに見れなかったからね。

まあそんなことがあった翌日、土曜なのにまた仕事があり、例によってレビューが行われたわけなんだけど、どうせ今日も鼻毛が気になってそれどころじゃないんだろうな、と思いつつS部長の顔を見ると、アマゾンの密林を思わせるほど鬱蒼と茂っていたあの鼻毛が、きれいさっぱり、それこそメンズTBCにでも行ったのかと思うほどにきれいさっぱりなくなっていた。おお、やっと気づいてくれたか、これで安心してレビューができる、よかったよかった。まあ、もうちょっと早く気づいてほしかったけどな。

その日は資料とか直して帰り、翌日の日曜は久々のというか配属されて初めての休みで、昼まで寝たり遊びに行ったりと、まあまあ休日を満喫することができた。

そして月曜、厭々ながらもちゃんと朝早く起き上がり、電車で会社に向かう。かつて面倒くさがり度では世界に通用すると言われたオレがえらい進歩だと思う。やっとのことで会社に着くとS部長がいたので挨拶する。あ、おはようございます。

部長、ものっすごい鼻毛出てる。

さすがにこの間ほどもっさり出てたわけじゃないけど、それでもやはり数十本の束が彼の鼻の穴から飛び出していた。わずか2日でそれかよ、と。どんだけの速度だよ、と。まるで伸びゆく若葉じゃないか、と。或いはカイワレ大根か、と。

もう唖然とするしかなかったね。なんだろう、数ヶ月放置したと思われたこの間の鼻毛も、もしかしたら1週間くらいでああなったのかもしれない。そりゃあしょうがないよね。1週間くらいなら放置しちゃうよね。まさにKing of HANAGE。

まあそんなこんなで、配置替えで今まで居たオフィスに別れを告げ、同期なんか誰も居ない孤独な新環境に来たのだけど、ここでまたしても問題勃発。

一番偉いおっさんが、完全にヅラ。

なんだろうね、オレが刑事なら現行犯逮捕、東京地検特捜部なら強制捜査に踏み切ってる。そんなレベルのわかりやすさ。でもみんな見て見ぬふり。言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、Poison。

んで、ここ何日か観察してたんだけど、どうもかなり嫌な奴っぽいので、怒られてキレた部下が、うるせえ、このヅラ!って言い返したり、飲みの席で酔っ払って頭はたいたりしてくれないかなー、と密かに期待している。それとなんかこっちのオフィスはクールビズ推奨とかで、やたらエアコンの設定温度が高くていつも暑いので、ふうー暑い暑い、とか言いながらヅラはずして頭拭いたりしたら死ぬほど面白いからいつかやってくんないかな、と密かに期待している。

仕事よりも上司の毛事情の方がずっと気になる、今日この頃。
知らないけど知ってる人々
今日も今日とて満員電車に詰め込まれて死にそうになりつつ会社に通っているわけだけど、毎日同じ時間の同じ車両に乗っていると、必然的に顔なじみというか、よく見る人、というのが出てくるわけだ。まあ何百人と乗っててその中で覚えてるくらいだからやっぱりそれなりにキャラが強烈なわけで、今回はその人々についてオレが勝手に付けたあだ名とともに紹介したい。

・和尚
インパクト ☆☆☆
レア度 ☆☆

パッと見は普通の坊主の大学生、といった風貌なのだが顎ひげが異様に長く、まんが日本昔話に出てくる和尚の一歩手前、という感じになっている。いつもパンパンに物が詰まった巨大なリュックを背負っているのだが、電車が混んでるせいか駅から乗り込むときには腹側に回し、手で抱え込むようにして立っている。その姿はどことなくかわいいようなそうでもないような。

・陰気な高校生
インパクト ☆☆
レア度 ☆☆☆

ダサい紺色の学生服を身にまとい、いつもジットリと暗いまなこで参考書らしきものを読んでいる。高校生にして負のオーラを放つなかなか将来有望な逸材。多分いじめられっ子。童顔なのになぜか口ひげを生やしているのだがまったく似合っていない。

・ドドリアさん
インパクト ☆☆☆☆☆
レア度 ☆☆☆☆

このあだ名はオレの友人が付けたものだが、由来は言わずもがなドラゴンボールに出てくるドドリアさん。推定身長175cm、推定体重130kgの超大型女性。とある駅でいつも車輌のドアが閉まる直前に乗ってくる。常人の数倍はあろうかという横綱級の巨体により、ただでさえ満員な車内がさらに超満員になる。電車の揺れでバランスを崩した彼女につぶされてそのうち死者が出るのではないかと無駄にハラハラさせられる。

・師匠
インパクト ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
レア度 ☆☆☆☆☆

別名ヅラリーマン、すなわちカツラを装着したサラリーマン。しかしただのヅラではなく驚いたことに金髪のヅラをかぶっている。しかも買ってからハゲが進行したのか、最初からそういう仕様なのか知らないが、ヅラの毛足が微妙に短く、ヅラとリアル後ろ髪の境目のハゲ部分が完全に露出している。あと前髪の方はヅラを止めてるテープらしきものが見える。何かのギャグでやってるとしか思えないのだが、真相を確認する術はない。もしかしたらヅラじゃなくて、磁気かなんかで体を健康にするグッズなのかもしれない。ちなみに師匠というあだ名は歌丸、三枝、ざこばなどの「桂」一門からきていることは言うまでもない。

一度超満員の中で前に師匠、後ろにドドリアさん、という最強布陣に囲まれたことがあった。ドドリアさんの豊満な肉体による強力な圧力で押され前にいる師匠にぶつかりそうになり、いっそのことドサクサに紛れてヅラに攻撃を加えたかったのだが、やはり分別のある社会人としてはそういうわけにも行かず、実に無駄に気疲れした。

以上のような個性豊かな人々に囲まれて楽しく通勤しています。母さん、僕は元気です。まあオレはオレでドドリアさんあたりに

・変態サラリーマン
インパクト ☆
レア度 ☆

いつもだるそうに電車に乗ってくる何の変哲もないサラリーマンだが、あの死んだ魚のような目が気に入らない。っていうかいつも私を見てくるときの目がいやらしい。そのうち痴漢とかをやらかすに違いない。そのときは真っ先に捕まえてやろう。

とか思われてるかもしれないけど。
痴漢
日々満員電車に乗って会社、っていうか研修所に通ってるんだけど、なんだろうあの満員電車ってのは。まあ混みっぷりについては前にこの辺に書いたので割愛するとして。最近は暑さも尋常じゃないし、みんななんでアレで平気なんだろう。そのうち死人とか出て、社会問題になってくれないかな。まあそうなっても改善策はなさそうだけど。

それはそうと本題なんだけど、少し前に渋谷駅で痴漢が捕まってるのを見たんだわ。痴漢っていうと気持ち悪いオタクとかストレスが溜まってそうなおっさんとかがいかにもやりそうなイメージだと思うんだけど、この間見たのはオレと同じくらいの20代の、見た目も普通のやつで。人は見かけによらないというかなんというか。

階段を登ってホームに上がったら「ホントすいません!」とかいうでかい声が聞こえてきて、そっち見たら駅員が2人掛かりで暴れる青年を取り押さえてた。なんかもう周りにいる人全部に聞こえる声で必死に叫んでるんだわ。「ホントすいません!勘弁してください!行かせて下さい!」

いやいや、行かせるわけないじゃん。よく自分の状況考えてみろよ。っていっても完全にテンパってたんだろうね。多分正常な判断が出来ないくらい。元々そういう頭の弱い子なのか、捕まったショックで混乱してたのかはわからないけど。

なんかその様を見てたらものすごくへこんでしまいましてね。多分彼の声があまりにも必死というか悲痛というか、人の心をえぐるような叫びだったので。そんで彼の人生多分もう終わりなんだろうな、と思ったら哀れになってきた。

オレは入れ違いに入ってきた電車に乗り込んでしまったのでその後どうなったかは知らないんだけど、最後の方は叫び声が「オレはやってない!」とかに変わってたような気がする。でももう遅いよ。完全にアウト。だってお前もう最初に「すいません」って言っちゃったじゃない。

まあ彼は多分マジで痴漢したと思うので同情の余地がないのだけど、それを見てからは痴漢の冤罪に心の底から怯えている。結構あるって聞くし。それまでも気をつけていたのだけど、今は満員電車で片手に鞄を持って、もう片手はつり革を掴むか携帯をいじるかしたりして、「物理的に痴漢は不可能です」っていう状況を作らないと安心できなくなった。

あと若い女性が目の前に来そうになると意図的に避けたり。なんてもったいないことを、と思わなくもないけど。そんで避けた先には大抵キモイおっさんがいたりして。行くも地獄、戻るも地獄のジレンマっすわ。それもこれも電車が満員なのがすべて悪い。

今でも痴漢の彼の叫び声をときどき思い出しては、気を引き締め直しているのだけど、それと同時に思い出すのは、彼が取り抑えられている傍らで事情聴取を受けていた痴漢の被害者である女性のこと。

もう、全くかわいくなかった。なぜ彼女を?と疑問に思うほど。あれじゃあ人生をかけて痴漢し、死亡した彼も成仏はできまいよ、と思った。そういう意味でも彼が哀れでならない。
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